大阪フィッシングショー2019お疲れ様でした。
感想を一言でいうと、(交通費もりもりでも)行ってよかったイベントだったな~と(しみじみ)。
ここで触れたアイテムや技術についてのアレコレを一気に解放すると、記事がめちゃくちゃ長くなるので、小出しで更新していきます。
今記事はその予告と大阪で体験したことについて。
予習なしに大阪FSにいったおっさん並の感想
即売会的なイベントを攻略するには、綿密な事前準備が必要です。
効率を優先せず、街歩きする気分で望むのも正しい楽しみかたでしょう。
私は後者の立場で挑みました。
「国内最大規模つっても、たかが釣りのイベントにそれほど人いないやろ」
その考えはマジで慢心でした。
コンビニで前売り券を即発行すればチケットも安くなる
偶然インテックス大阪にいって、「フィッシングショー? 面白そうだないってみよう!」と参戦する人は稀有だと思います。
ここに集まっている数多の人間は、どんな形であれ釣りが好きすぎる人達だとわかります。そうじゃないとここまで来ないでしょう?
「いうほど人来ないだろ」と予想していましたが、各ブースと通路は釣りバカ達が密集しており、レジャー人口トップをひた走る魚釣りの人気を実感できました。
でも人多すぎイベントの代表である、コミケや年始の明治神宮よりも、人口密度はマシです。
現地で当日券も買えるわけですが、コンビニにある端末を利用すれば簡単に前売り券を発行できます。その手間ぶん割引されるので利用しましょう。
ファミマでやりましたが、注文するチケットのジャンルで探すのは無理ゲーでした。
素直に「フィッシング」の単語で検索するのをオススメします。
大人が子供になる場所は家族で楽しめるのか?
魚釣りを嗜んでいる人は、社会人で家庭を持つ人も多いです。その傾向は来場者の客層であらためて実感しました。
そんな家族連れの表情を見ると気づくことがあります。
釣り好きパッパがウキウキした顔で子供っぽくなるのに対し、包丁を取り出しそうな表情をしているパートナーに、ワイの興味はここにないからUSJ行こ? の空気を出している子供たち──。
見る限りでは、”家族みんな”で楽しんでいる組はレアキャラでしたね。
そのために子供向けの体験展示ブースがあったり、屋台でBグルメ食べ回りしたりと、釣りをしない人向けの配慮もされています。
でもそれは、開場の全体規模からすればごくごく一部。
子供にとっては1時間もあれば興味を失うだろうし、パートナーは忍耐の限界を超えて別れ話をしてくるかもしれません。
釣りに興味がない人を、このイベントを通して誘い入れるのは、正直無理です。
自分が楽しいから君も楽しい! てのは幻想で、価値観はどうしても人によって違います。
魚釣りの楽しさの本質は、“魚を釣らないと”わかりませんしね。
展示されている道具を眺めて、必要ないうんちくを語られるのは、企業だとセクハラ・パワハラ案件もありますよ?
自分の趣味に付き合わせて機嫌を損ねるくらいなら、軍資金を渡して別に観光してもらうほうが効率的。そのほうが気兼ねなく周れるしね。
テレビや雑誌で見たことある人が普通にいる
メディアアングラーはその媒体で見ることが主ですが、知らない人からすれば「釣りが好きすぎる人」です。
なので釣り場で見ることもあるんですよね。遠州サーフだとあんな人やこんな人が隣にいるとかあります。
私が尊敬するのはこのおふたり。村田基さんと高橋哲也さん。
有名アングラーは会場のどこそこでセミナーやトークショーをするので、イベントのタイムスケジュールをチェックしましょう。
企業ブース別はそのHPから確認したり、当人のSNSから確認するほうが確実でしょうね。
阪本さんも見ましたが、顔ちっさくてキレイすぎるから、サイリウム振りたくなりました。
無作為にカタログを貰っていたら腕パンパン
各ブースではカタログだったりチラシを配布したり貰えます。有料もありますが、オマケがあるのでファンにとっては魅力でしょう。
会場で紙袋を買えるんですが、お楽しみ抽選券付きとはいえ、手ぶらできた人はこれ必須レベルです。
私はほぼ全てのブースでカタログを集めましたが、家でその重量を計ったら3.5kgありました。
それを数時間ぶらさげるわけだから結構疲れます。肩にさげれば腰にじわじわ効いてきます。
これを予測し、直前までキャリーバッグを持っていくか悩んでいましたが、相棒にしたのは正解でしたね。
それを持ちつつ会場入りするのは邪魔だから、コインロッカーを利用しました。
ちなみに抽選券付き手提げ袋は500円。抽選券が切れると200円でした。
全て舐めるようにみると1日じゃ足りないレベル
私が到着したのは10時くらい。新大阪に着いたのは9時くらいで、そこから30分もあれば会場にいけます(最速効率なら)。
簡易にスケジュールをまとめると──
- 一通り全てのブースを周って2時間弱
- 目当てのブースで道具をじっくり観察することで2時間
- トークショーで1時間半
16時過ぎには撤収しましたけど、昼飯食わず合間に小休憩もあまり挟まず効率優先でこれです。
興味がない人を連れていると、確実にブチ切れるレベルです。
目当てのブースが全体の2割程度なら、午後便でも余裕でしょう。
人混みを避けるため午後を選ぶのは、得策じゃないかも。閉場直前の16時でも普通に人多い。
旅費を少しでも安く済ますなら──
横浜開催から全国行脚するFSは、旅行シーズンとしては閑散期。
なので旅費は1年でも安い部類で収めることができます。ここ、パートナーを油断させるプレゼンに使えるかと。
とはいえ都市圏で開催されるため、ホテルを取ると金土曜日はそれなりに高い。1ヶ月以上前なら割引もあるからマシ。
静岡から大阪は新幹線なら最短1時半で済むので日帰りも可能。
在来だと往復8時間ほど吸われるので、泊まり必須かデスクワークを強いるレベルになります。
安く済ますなら高速バスで現地に朝入りで、イベント終わったらソッコー在来線で帰る方法でしょう。
来年も行く?
帰り際の看板で「翌年の開催日も決まっているからこいよ!」アピールがされていました。
静岡の立地はイベント事に恵まれており、東西の大型イベントに行く旅費と所要時間がほぼ同じなんです。
なので予定を組みやすいメリットがある。
来年は横浜FSを優先するでしょうね。次に福岡で開催される西日本かな。
五輪でガタガタ忙しく、数ヶ月毎に姿を変える関東地区を、ついでに見るのもいいかもしれません。
今後しばらくの更新予告
新商品や新技術全てを紹介するのは大手メディアに任せるとして、私の琴線に触れた物を紹介するとなれば、10個かそのくらいになります。
なのでしばらくは1日2記事くらいを地道に公開していきます。
……ホテルにデスクがなかったから、現地でまとめる作業が捗らなかったんや。すまんな。
飯もロクに食べず、2日歩き回るスケジュールを組むのが得意なさししでした。