今なら「Xの呼吸 nの型」でルアーメソッドが伝わりそう

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煉獄さんが日本経済の柱となり、映画業界(主にTOHO)を救った。”緑と黒の市松模様”でグッズを作れば、あらゆる物が売れるような状況。子供達は棒を持てば雷の呼吸を使う。

──まさに絶頂期である。

釣り界隈でも「○の呼吸(好きな魚を入れてね!)」を見るようになったなぁ。

鱸の呼吸 壱の型 『疑似餌購入』

ふと考えるんですよ。ルアーの基本ってなんだろって。

始めるための基本なら、ロッドとリールなどタックルを揃えてルアーを買うことから。釣るための基本だと、ポイントにいってキャストしてただ巻くことじゃないだろうか。

初心者にいきなり「今日は活性高いから、50m先にキャストして1秒2回転くらいの早巻きで、合間にトゥイッチを入れれば釣れるよ。たまにストップ入れるのもいいよ!」と伝えても、「トゥ……何?」となるのがオチ。

雑誌やブログだと、それを知っている前提で書かれていることが多い。

都度「トゥイッチとは──」と注釈入れると労力がハンパないし、ついてこれる奴だけでいいスタイルが最適とも思う。ただふと思い返すと、自分はどうやってそれを知ったんだろうって考えたわけです。

ロッドを動かすトゥイッチもあれば、巻くだけでいいトゥイッチもある

ルアーアクションの「トゥイッチ」は、鬼滅でいえば呼吸の「壱の型」であり、基本です。

ルアーは一定の速度で巻くだけで、小魚らしい動きをして餌の役割をする道具。だから”疑似餌”と呼ばれます。そしてトゥイッチをシンプルに言葉で伝えると、一定の動きを崩すようにルアーを動かすこと──。

なので巻いている最中、手首をクイッしてロッドをちょんと持ち上げるだけでいい。

一定にリールを巻いている最中、ロッドも持ち上げた分、ルアーには巻と違う力が加わり、クイッと素早く動きます。一時的に早くグルグルッと巻くだけでも同様のアクションになります。

どんな対象魚でもトゥイッチは基本中の基本。

最も重要であるからこそ、極めればリアクションバイトを引き出しやすくなる。それは魚が居ない場所でやっても意味がありません。魚が居そうな任意のスポットで、相手が望む(見れる)動きを入れることが何よりも重要。そのためにも、魚が居やすい場所を知ることも重要です。

ひとつの「型」を極めれば至高になれる

鬼滅キャラ人気投票一位(最新)の善逸は、雷の呼吸の壱の型しか使えない隊士。ただし壱の型を極限まで極めており、要所要所で強敵をワンパンするほどの活躍をしています。

釣りの世界でも、ひとつのテクニックを限界まで極めることで、他と一線する釣果をあげることも可能になると思います。魚が居る場所へ投げる正確なキャストも需要ですが、ルアーを見つけた魚に対してスイッチを入れる俯瞰のトゥイッチは、これからどんなに道具が進化しても、大事な武器になるでしょう。

トゥイッチを鍛えるには、魚が追ってくるのが見えるポンド(管釣り)が望ましい。

それにスプーンを使うと、レンジを一定にする巻きも身につくし、相手が追ってきやすいカラーリングの知識も体験で覚えます。

釣り方を知識だけで覚えるのも早道だけど、テクニックだけはそれで身につかない。

実戦で試行錯誤してこそ、あなたの唯一無二の武器になるでしょう。

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ポンドの釣りはルアーを魚が追ってくるのが見えます。だから”ルアーを見切られる”ことを、肌で感じやすいんですよ。海じゃそうそう見えないでしょ?

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