「ドラゴンしゃぶしゃぶ」のキーワードは、一般人だと「え、何それ?」「龍って食えるの?」みたいな反応だと思う。
「おっタチウオか」と、無反応は釣り人くらい。
だから料理名で驚きはしなかったけど、写真で見ると「なるほどなー!」って思うし、確実に強いですよ。
ドラゴンしゃぶしゃぶが食べれる店
ドラゴンしゃぶしゃぶを提供するのは、大阪府にある寅八商店 梅田店。
一般は「ドラゴンって何?」な反応でしょうけど、釣り人は「タチウオか……」って気づくでしょうね。
タチウオの大きさ(体高)は、指をあてがった本数で示します。指5本以上のサイズを「ドラゴン級」と呼んでいます。
「なんだ、ただデカいだけか」と思うことなかれ──。
ドラゴンしゃぶしゃぶが”異色”なのは、1匹丸ごと使った”昇り龍”みたいな活造。鋭い歯をギラつかせ、吠える(ように見える)タチウオはド迫力!
これは宴会ではしゃげること間違いなし!
タチウオのしゃぶしゃぶ自体はメジャーらしい
私はタチウオのしゃぶしゃぶを知りませんでした。
検索してみると、レシピサイトに登録されていたり、鍋料理で出されている店がみつかったり……。知らなかったの俺だけ? な状態に。
刺身のような薄造りで提供している店ばかりだから、姿造りでくるドラゴンしゃぶしゃぶはインパクト抜群ですね。
船釣りでドラゴン級を釣ったら、薄造りにしてドラゴンタワーを建てて、写真をアップしてバズりを狙ってみては?
あとしゃぶしゃぶ用の出汁も忘れずにね! モランボンのスープは評価高いですよ。
観光でタチウオを食べるなら和歌山へ!
和歌山県の有田市は、タチウオの水揚げ高が日本一。
タチウオ料理店も数多く、うな重ではなくタチウオ重や、新鮮ならではの刺身をいただけるなど、バリエーションの多さも全国一かもしれない。
もちろんしゃぶしゃぶもあるよ!
有田市へのアクセスは、大阪駅から車と電車、どちらを選んでも2時間ほど。有田市付近の宿泊施設が少ないため、和歌山市エリアで拠点をこさえてから、電車なり車で行くほうがいいでしょう。
梅田でドラゴン食べてから、有田でドラゴン食べるルートもできますね。