今年もGWの連休期間中に、天竜川河川敷の一部が「車両乗り入れ規制」になります。
そうなった原因は、ゴミの不法投棄に騒音など。それを聞くだけで、主にBBQのメンツがやらかしたことだとわかります。
「なんで? どうして?」とのたまう人ほど、原因を生み出しているんじゃないですか?
先日買い物をしている時に起きた出来事──
レジを通して、台で商品をつめつめしていると……台と台の間に、何故かカゴがあるじゃないですか。「君はどうしてそこにいるんだい?」、そう問いかけたくなります。
台の上に空きカゴを放置はよく見かけるけど、手間でもないのでついでに、任意の場所に戻しますけど──
(ズシッ…)oioi……何個重なっているんだYO!
誰かが置いたカゴを見て、「あれ?ここでもいいの?」と重ね、また誰かが……を繰り返した結果かと考えます。
なんでもない所にゴミが溜まっている光景は、釣り場でよく見かけます。
そこはゴミ捨て場でもなんでもないのに、何故か律儀に積もるゴミ。
買い物カゴと同じく、誰かが捨てなければ、そこに溜まることはなかったと思う。
そうした些細が閉鎖の原因に繋がるのに……。
なるべくしてなっただけのことで、閉鎖されて文句をいう人は、頻繁とはいわず利用したことがあるでしょう。
でも「そこを保全していた?」と問われたら、胸をはってYESという人はどれほどいるのだろう。
天竜川河川敷の乗り入れ規制は、だいたい「ウェーイwww」組のせい
「4/28~5/8」までのG.W期間中に、R1にかかる「新天竜川橋」の橋架下、約500m区間が車両乗り入れ規制になります。
そうなった原因は「ゴミの不法投棄」
空き缶ひとつ捨てるだけでも、自分の敷地外であれば不法投棄です。
たしかにここはBBQをしている人たちが目立つし、私が朝マズに焼津へ向かう日付がまたぐ頃とかでも、灯りが見えることもある。
別の原因にあるのが騒音。
住宅街は堤防を越えた場所なのだけど、「河川敷から聞こえる」って、毎晩ライブでもやってるのだろうか。
ゴミがあるところにゴミは増えていく
ちょいと長い本文を要約すると、「人が来なければゴミは生まれない!やったね!」という感じ。
……いやそれ当たり前だから、て思うだろうけど、わざわざ規制をするというのも、手間と人員がかかっているんですよ。
天竜川の下流域(河口~約24kp付近)を管理している中ノ町出張所において、年間の不法投棄の発見数は、平成24年度は114件にも及んでおり、全体の処理量は、280m3(コンテナボックス(8m3)で35杯分)にもなり、処理費用は、約650万円にも上っている。(出水等による流木の処理も含む。)
「税金払っているからいいだろ! ゴミは国が拾え!」と反論が聞こえてきそう。公務員も税金を支払っているから、ブーメランなんだよなぁ……。
税金は”国民の互助による積立金”のような物で、使うこと自体、同意を得る必要があります。
規制される前もこれからも、国やボランティアが捨てたバカの代わりにゴミを拾っているわけで、拾ったからといって金銭がもらえるわけでもない。
だから「バカのためにわざわざ綺麗にするなら、閉鎖したほうがマシ」となります。
そうして閉鎖される箇所が増えていっているんです。
「都市の清掃費」として市民から税金を徴収できれば、ゴミを捨てても構わなくはなりますよ? 雇用も増えていいことじゃないですか。
……でもそうならないってことは、ゴミを拾って綺麗にする人に、お金をあげたい考えがないってわけです。
ゴミを捨てた人は名乗りを挙げないが、ゴミ問題を由々しき事態として受け止めている人は多い(ツンデレかよ)。
国によっては”罰金”を設定していたりして、それが効果を発揮している国もあります(シンガポールとか)。
日本の場合は罰金よりも、”ある程度の重さのゴミを拾って提出するとお金がもらえるシステム”のほうが受け入れられそう。
そういう有償の回収行為でないと、促進できない事実が困ったものですね。
日本はゴミ大国です
”使い捨て食器の使用を法律で禁止した国”もあります。
日本はスーパーで推進されたエコバック運動で、ムダなレジ袋や包装に嫌悪感を感じる程度の世論にはなってきている。
ゴミは”捨てない”よりも、”生み出さない”ほうが合理的。
BBQの場合、トレーに乗った物を複数買うよりも、数クロのブロック肉を「ドン!」と鎮座させ、ケバブよろしく好きな厚さに切るくらいでいいんじゃないかと。
その方がゴミはでないし、ネタにはなると思うんですけどね