「釣りをする資格がない」といわれる人をあぶり出してみた

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前々から気になっていたことをひとつ。

 

魚釣りクラスタは、マナーやら色々な問題で愚痴ったり炎上したりするのを”定期的に”見かけている。

私も釣り場でゴミやらマナーで「おいィ?」と思うことは多々あるのだが、いかんせんキリがなく、いちいち取り上げるのも面倒臭い。なので「毎回同じような話題をほじくり返して飽きないのかな~」と、小学生並の感想を抱いている。

 

──200件ほどサンプルをとれば、釣り人にとってどの事例が一番「カチン」と来るのかわかるのではないか?

そう思い、Twitterで「釣りをする資格がない」と検索して、集めた210件から結果を導いてみた。

 

まずはこちらの円グラフをご覧ください

 

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これが「210件」を集計したグラフ。私としてはおおよそ予想通りの結果だった。

ある程度楽しんでいる人にとっても、容易に予想できる結果かと思う。

 

ということで、集計数が多い事例から暴いてみましょう。

 

 

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【36.2%】ゴミ問題

 

釣り人だけではなく、一般からもアウトドアレジャーを通して、問題提起されている。

写真に撮って「はいお前らクソ」と燃料を投下するのも簡単だし、目に付きやすい物だから──って理由があると思う。

ひとえに「ゴミ問題」といっても、ネット上で見かけるのはバス釣り界隈が多かった。次点で海の堤防釣り。

 

多方面から意見を集める結果となり、それが一番多くなった要因かと。

それだけ水辺のゴミは”異質”に見えていることがわかる。

 

ゴミ問題の考察

 

面白いと思ったのは、魚釣りポイントとして固定の場所ほどゴミ問題が露見されていること。

ようするに、野池とか管理地とか漁港とか……、閉鎖される恐れが高い場所ほど危惧されている。

 

──まあ、この気持ちはわからないでもない。自分がそこで釣りをできなくなるものね。

メディアや釣具店で推される場所ほど人は集まりやすい。観光業と同じで、人が増えるほどモラルは破綻し、ゴミ問題はどこにでもついて回るのだが……。

そういう所だけ積極的に守ろうとするのも、いやらしくない?

 

 

【30%】釣り人のマナー全般

 

ろくに制定されてないルール、そしてマナー。釣り人同士のトラブルは絶えない。

主な内容は「リリースについて」。次点で「騒音」「俺の領域《テリトリー》に入ってきた」「目の前でポイ捨て」など。

 

外来魚のリリース問題が最も多い。が、とりあえず法令ありきで議論して頂きたい──という感情論が大半を占める。

海のリリースはサイズが論争になる。これも地域と漁協で規定が変化するので、魚釣りが遊漁である以上、そちらに遵守する必要があることを忘れてはいけない。

私は法令と「こうすれば余裕で炎上すっから(笑)」の値を知っているから、それに該当していることは絶対にしないしやらない。

ネチケットなんて、ネットのみじゃなくリアルでも該当することなのになぁ、と思うのに。

 

マナー問題の闇

 

当たり前のことだが、知らない人ほど糾弾されやすい。でも知らない人に教えるのは、先人の努めかと思う。

アラを見つけたぞ!」「よし来た!」とクソリプを送り、退場まで追い込ませていては、ただ新規を排除する保守的な思想になってしまう。

釣ることだけ教えて、マナーは「自然と覚えるだろ…」「教養の範囲内だろ?」と手を抜いて教えているから、今の現状が生まれているんじゃないの?

 

メディアなんて、本1冊の中でもマナーについては140字もないんじゃない?

魚釣りでのマナーを説く本なんてないしね。

 

 

【16.2%・5.7%】魚を雑に扱う&命の尊さを説く

 

これはリリースとは別の話で、地上に放置するとか、無意味に命を奪うなどが該当する。

また、釣り具が野生生物へ悪影響を与えた(糸が絡まる)ことも含まれる。

 

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圧倒的にバス界隈が多く、河川・湖沼での報告例が目につく。

特定外来生物法で決められたリリース禁止で、それに該当する魚を釣りあげた場合に「なぜ殺さないといけないの? 魚は何も悪くないのに!」と熱弁している人達が多い。それは至極最もで、論理的には”そこに放した人が悪い”。

しかしながら、ブラックバスはもともと食用に輸入されたのに、”食べよう”とする人がいないのがよくわからない。

これに関してはバサーの中でも、法律で律せられたルールと、地域自治体の定めるルールを完璧に理解している人も、ごくわずかじゃないかな。

 

海釣りでは堤防上で干からびた外道を指していっていることが多い。

釣ることだけが好きな人ほどこういうことをしているから、不思議なものだ。

 

あわれむだけ、糾弾するだけじゃ何も変わらない。法律を理解すれば、どうしたらいいのかくらいわかると思う。

「どうしてダメなのか?」を順序よく説明できなければ、やらないほうがマシだと感じる。

 

 

【7.1%】できないから資格がない

 

「お前は何をいっているんだ?」とツッコミがきそう。だが、私もよくわからない(放棄)。

糸も結べない」「エサも付けれない」など、やりたいけどできないみたいな理由が主。──第三者から見て、「コイツ本当に釣りがしたいのか…?」と思える事例を取り上げた結果がコレ。

文化祭で黙々と準備をしている横で、「ウェーイwww」とパリピしているのがイラッとする、そんな感覚。

 

 

その他少数意見

 

──の中でも多かったのが「泥棒(5件)」。道具をパクる奴なんて釣りをする資格がない、みたいな意見。

落とし物や忘れ物の拡散案件は、別になるから意外と数は少ない。

 

あとは「魚釣りに対する言い訳」、「捌けない」という意見。

言い訳は「釣れないからってポイントに対してグチグチ言い訳すんな、お前のせいやろ!?」という内容。

「捌けないなら来るな!」というのは、当然ながら海釣りだけ。命を頂く過程で──の話だから、”命の尊さ”に入れようかとも思ったけれど、別枠にした。

 

 

結果から見えてきたこと

 

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ユーザー名を好きにできるので匿名性が高いとユーザーには思われているTwitterは、さすがというべきか、「◯んだほうがいいよ!」とか普通に見る。

検索機能が更に糞だから省いたfacebookも少し覗いてみたが、こちらは「マナー」に対しての意見が多かった。

ブログを含めても、「ゴミ問題」と「マナー」が二大問題であることは変わりがないだろう。

 

結果から見えてきたことは、非常に馬鹿馬鹿しいことで衝突し続けていると、改めて分かったこと。

この意見は一般からしても同じと思うので、自治体毎でアンケートという署名を集めれば、容易に閉鎖や条例を決めることも可能ではないか? と感じる。

逆にこちらも対抗するなら、それに反する意見を集めればいいわけだが……。今回の結果と、私も目にしている光景も含め、とても擁護できることじゃないことがわかる。

 

「ゴミは捨てるな!」は当たり前だし、躾として習うところもあるはず。

だが、「根掛かりロストは仕方ない」と妥協するのはおかしい。地上は気になっても、水中を気にしていない釣り人が多いのも事実。

 

「地球にとってはゴミとなる物を水に入れている」──そういう気概も持ち合わせてもらいたい。

 

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タイトル通り浜松市在住のアングラー。その周辺に出没します。 当ブログは私に見える範囲での、釣り情報から釣り方の知識など、おまけに業界ニュースを主にとりあげています。 2018年はモバイルロッド片手に、浜名湖一周釣り歩きを計画中。
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