予想最低気温は0度。
……行く気はなかった。なかったのだが、駿河屋に献本しに行くついでに釣りしてみることに。
書籍の紙と電子の違いといえば、他所へ”売れるか売れないか”の違いじゃないかなと思う。
タイミングとしてはバチ抜けシーバス狙いだけど──
西日本が大雪に見舞われる大寒波がまだ残っているし、御殿場ICが通行止めになったり、こっちで雪がドカッと降ったあと。おまけに大潮も絡んだから低水温で無理ゲーなのは目に見えている。
とりあえず「魚は活きているのか?」の確認をしにきました。
温かいコーヒーを飲むならタンブラーはいいぞ
浜松市にはドライブスルーできつつ、日付が変わる時間まで営業しているスターバックスが数店舗あります。
スマフォでモバイルカードの取り扱いもあるので、他店舗と違い無駄にカードが増えず、いちいち店舗に入る手間もなく便利で利用しているのですが──
継続的に頼むならタリーズの方が金銭的に得じゃね?
タリーズだと、チャージ式のプリペイドカードと持参タンブラーを合わせて、1杯40円の割引が見込める。
対してスタバは20円。他は割引しているところがほぼなかったりする。
ただ気軽に寄れるところにタリーズがないんだな、これが。
私が使っているのがこのタイプ。0.36Lで、トールサイズがすっぽり入る容量。
本体価格5000円以上はするので、「普通にカップで買うほうが得じゃ?」と感じざるをえない──ですが、冷めるのがめちゃ早いです。
ホットを断熱タンブラーに入れると、ちょいちょい飲んでも5時間近くは温かいままで飲める。
なので弱点としては、猫舌の方にとっては数時間地獄が続く……ってところ。
いくら熱いコーヒーを飲めるといっても、気温0度の下では焼け石に水状態である。
それでも21時過ぎに入れて、帰りの3時頃までぬくいコーヒーが飲めます。
魚も凍えてどこかへ逃げた可能性が極大?
港内の魚が着きやすい場所に来てみたはいいものの……
これなら浜名湖で10度以下の水に浸かりつつ、バチを掬っていたほうが建設的な提案だった気がしないでもない。
ここ最近の寒波は「大潮」の日に到来していることが多く、港湾は水温が下がりやすい状況が続いている。
この日も大潮で、丁度「下げ止まり直前」に来たものだから──あきらかに生命感がゼロなんだよなぁ。
水温はキチンと測れなかったが、2m離れて8度だったので、去年の同時期よりは3度くらい低めかもしれない。
いつも元気なメバルたんすら跳ねないのですが?
メザシになりそうな大きさのマイワシかボラの跳ねるところは確認。
ルアーを通している時も、数十回に1回はベイトが当たる感触がする。もちろんボイルなんてない。
あまりにも釣れないオーラが漂っているから普段はやらないけど、水中を確認したら微生物すら居る気配がない。
これなら浜名湖か大井川港のほうが希望はあったかな。
上げ中間くらいまで粘り、外洋の水が入って水温がちょい上がるのを待つ手もあったけど、0~4時をやるとかボク凍死しちゃう。
ということで、半年振り近くルアーを投げたわけですが、ノーノーでフィニッシュです。
この時期に”ついで”のノリで釣りに行くもんじゃないなと。
低水温時は魚が捕食する回数も減るので、気候と水温変動と潮汐から24時間にあるほんの数分に全てを賭けるような、そんな組み立てが必要になります。
タラレバいってたらキリがないけど
同日の条件でシーバスを釣りたいとすれば──
・上げ2、3分だけやる(AM3~4時)
・下げ5分前後(PM9時前後)
くらいがベスト。
バチバチしたいなら瀬戸川か大井川に行けばいいが、地域的にイワシかハゼが居たほうが成立しやすいのも確か。
駿河湾は基本的に岩礁帯なので、干潟の多い東京湾奥とか浜名湖ほどバチ抜けはしないし、遅かったりする。
それ狙いなら下げのほうが向いてるけど、時間帯が合わない、と──。
2時間待ちとかの時間潰しに、ソシャゲでもインストールしておくべきか、本気で考えてしまう。
スマフォで2時間もゲームやっていると、バッテリーが無くなって困ることが目に見えているのですが……。
低水温の時期でも「魚釣りがしたい」だけなら誰かさんのように適当でいいけど、「魚を釣りたい」となれば”釣れやすい”時間帯を確実に狙うのがオススメです。
ちなみに今回の言い訳は、「低温で無理ゲーなのはわかっているから風邪ひきたくない」ことに集約されていた。
気温0度で熱々のキャラメルマキアートを飲んで「ほう…」としただけでも、私は満足です。
タンブラーは横にしたり、逆さにすると微量ながらこぼれてくるので注意。
入れ過ぎたり蓋が緩かったりしてもこぼれるので、地味に扱いが面倒だったりする件。
「ベンティ入れたい!」とか「もっとワンタッチで飲みたい!」となれば、先に紹介したのよりこちらがオススメ。