「生産もスタートし、発売も秒読み!?」──が、新型ジムニーの状況。
車は安い買い物じゃないし、ボッチ以外は誰かを納得させる必要がある。
「男のロマン」がつまったジムニーは、同じ趣味を持たない人に理解してもらうのは難しい。
てなわけで、現行モデルから乗り換えた場合、「どれだけ得をするか」をアピールして、相手を納得してみましょう。
新型ジムニーに乗り換えるほうが税金は得
今走っているジムニー達は、高いといわれる車の税金が更に上乗せされています。
その姿は20年変わらず、プリウスからはじまるエコカー時代を見届けている、ならざる車の重鎮。
というわけで、ジムニーは現行モデルまで全てエコカー減税対象外です。仕方ないね。
20年振りのフルモデルチェンジで、安全装置やらハイブリットモデルが出てくるでしょう。
となれば、エコカー減税の対象になります。
その恩恵があれば、2年に1回の車検にかかる税金が現モデルよりも、およそ半額以下に抑えられます。
「は、半額ゥ!?」──と、この時点で買い換えが許される可能性は高い。
ここでごねられたのなら、説得材料として「いかに新型ジムニーが得なのか」と、数字を突きつけるのが早い。
というわけで実際どのくらいハッピーなのか計算してみましょう。
ハイブリッドが追加されれば燃費も大幅改善。エコカー減税はいわずもがな、安全装置もついて保険料も少し特になります。
この辺りは別記事にあるのでこちらをどうぞ。
旧ジムニーからハスラーに換えるだけでもこれだけお得
例として、旧ジムニーからハスラーに乗り換えた場合を考えてみると──
初年度登録から18年経過したジムニーなら、重量税は8,800円、軽自動車税は12,900円。
なので年間にかかる税金は17,300円。(重量税は2年毎の車検時に払うから)
ハスラーは重量税と軽自動車税が、最大12,900円減税される。
これだけで年あたり、9,150円安くなる。(ハスラーのエコカー減税|スズキ)
旧ジムニーに乗っている間は、減税対象よりも年間9,000円ちょい損していることに。
ここで多くのジムニストが、「金の問題じゃない」と激おこ展開!
……でしょうけど、最後まで聞いてから罵ってください。
次は燃費を計算してみましょう。
ジムニーは実際乗ってた値なら15km/L前後。ハスラーはSエネチャージ搭載モデルでユーザー平均値20km/L。
年間1万kmを走行するとして、消費するガソリンはおおよそ「500L」と「666L」
レギュラーガソリン1Lあたり140円とすれば、23,240円の差があります。
税金と燃料の節約を合わせると、1年間で3万円弱の差がでます。
これを簡単に説明すると、「この車にすると1年あたり3万も浮くからヤバイよね?」でいけそうです。(投げやり)
わかりやすい数字を出すのが説得のコツ
ワゴンRに決める時、同様の計算をしました。
「年間3万円以上も差が出るのなら、節約分を月々払いに回せばレクサス?(噛みました)」と。
減税額はハスラーより上なので、実際はもう少し得しています。
新型ジムニーがエコカー減税対象外のスペックできたら、それはそれで、コアな需要に答えた結果かもしれない。
今の御時世にそれはまずないだろうし、「税金」と「燃費」は確実にお得となるでしょう。
フワッと「得です」だけで伝えるより、ハッキリ数字を出すほうがいいです。
エコカー減税対象外から対象に乗り換えるだけで、まあ得することは明らかなんですけど……。
もしそれを伝えて、“得する分で”買おうとした結果……。
「じゃあ年収3万増やすでよくない?」
と返されたら、副業するか昇給してもらうかの選択で戦いましょう。