村田基さんのトークショーで学んだこと

大阪FS2日目、村田基さんのトークショーは2部ありました。

ひとつはいつもの「ミラクルキャスティング」。もうひとつはシマノステージで「世界の魚と対峙する これがフリースタイルフィッシング!」の2本立て。

どっちも行けるから迷う理由がないな!

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ミラクルジムのミラクルトーク!

一通りブースを見終わったので、あとはトークなイベントでありがたい話を聞いて終わりにしよう。それが昼過ぎのこと。

丁度これからミラクルジムのミラクルキャスティングがはじまるらしい。

でもまだ時間はあるな……おっ、こんなところにアンケートコーナーが……。

 

行列はあったけど案内列が多く、だから消化が早くすんなり終わるだろう……。

そう思っていましたが、そんなことはなかった(絶望)。

なんやかんやで30分くらい並んでいたらしく、ステージ開始のアナウンスが無情にも響いていた。おぃィなぜ皆そんなに時間かかってんだYO! 俺がすぐ終わらせてや(絶句)

 

──ちょっとアンケ内容がガチすぎるっていうか長すぎない?

 

この内容は次回の開催に活かされるっていうか、メーカー共のマーケティングに使われてもおかしくないのでは? 個人情報取り扱い大丈夫? という内容でした。

クソ長いアンケの報酬は、なんとシーガーのサランラップ!

抽選ハズレで既に2個あって邪魔なのに、在庫処分で1個プラスされて、まいったなラップがダブりすぎてトリオだよ。

 

……ともかくそんなアクシデントはありましたが、ミラクルキャスティングは途中から見ていました。

村田基さんのトークから学んだ内容を、かいつまんでレポートします。

ミラクルキャスティングはいつも通りなのでYoutubeで探してください

ミラクルジムのキャスティング講座は、「俺ってもしかしてキャスティングうまい?」と自負している人ほど刺さると思います。

内容については各自ぐぐって動画でも探してもらうとして──、ほんと基礎中の基礎を実際に披露しながらわかりやすく伝えてくれるだけでございます。

ほぼ独学でやってきた人は、目からウロコな講座になるかと。ロッドの設計通りの”正しい持ち方”って、案外教えてくれる人やメディアは少ないですしね。

 

ミラクルなキャスティングを実現するには、釣り竿は”しなる”ものだと理解すること。

その反発を使えば、設計通りの飛距離は出せるように作られているんですよ。実演しながら教えてくれるのでわかりやすく、一見以上の価値はあります!

それが終わるとライフジャケットの着用講座がはじまりまして、膨張タイプの実演がありました。水に触れるとボンと膨らむやつ。

ここで村田さんがいったのは「何のために着けるか?」でした。

歯に着せぬ言い方でバッサリと「死なないためだよねwww」と。確かにその通りです。船は法律で義務化されましたが、陸の釣り場では管理者が定めない限り、着用する義務はないんです。

 

昨今はいつでもどこでも、釣りをするなら着用することを強制させている風潮があると……。

確かにその通り。TVで着けているのは大人の事情! 落ちる必要が皆無なら、着けなくてもいいでしょうよと。サーフでも水辺に寄らないキス釣りで要る? って話です。

「なぜ着用するか?」の定義が曖昧なんですよね。その辺をバッサリしてて面白かったです。

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フリースタイルフィッシングが普通のフリートークに

高橋哲也さんのトークが終わった後、続いてミラクルジムのミラクルトークがはじまりました。

先の記事で書いていますが、その30分でガクガクなのに、おまけにすし詰め満員電車状態、身動きがしづらくマジ地獄。

こんなことなら後ろの方で腕を組み、彼氏スタイルで見ればよかったと後悔。彼氏て。

日本一忙しい釣具屋のオヤジは、世界中で釣りをしているやっぱり忙しい人です。

表題通りならその話になりそうな所ですが……本筋から脱線に脱線を重ね、「ワールドシャウラ」と「スコーピオンMGL」などの褒め倒しになっていました。

そうだね新モデル展示されているからね。釣具屋のオヤジは宣伝忘れない。

 

「キャスト練習するなら家でね。釣り場でやると練習にならないから! だって誘っちゃうでしょ? 部屋で振るときは天井に注意してね! あっ折ってくれてもいいんですよ。私が嬉しいから! 釣具屋のオヤジですからええ」

そんなマシンガントークが炸裂しております。

 

監修モデルの褒め倒しからタックルを持つと、いつのまにかミラクルキャストな話になっていましたので、ここらで”ためになった話”について要点を──

  • PEラインは感度が悪い。x4x8で強度の違い。
  • ナイロンとフロロカーボンどっちが強いの?

主にラインの話になります。きっとサンラインで同じ話をしていることでしょう。

今ここで話しているのは、きっと今日の総まとめかもしれない。

PEラインの感度はいいの?

メインラインの代表になったPEラインですが、魚からの信号をロッドに送る感度は正直いって悪いです

その理由は繊維の集合体であること。そしてしなやかすぎる(柔らかい)こと。その違いがわかりやすいのが「ティップランエギング」です。

これはイカがエギに乗り引き込むから、穂先(ティップ)が動く(ラン)ことで合わせる釣法の形容。

ようするに”向こう合わせ”なので、エギに乗った瞬間そぉいと合わせているわけじゃないんです。つまり”遅い”わけ

 

なぜそうなるかは、PEラインはピンと張った状態でようやく振動が伝わるから。

エギを沈ませている間は、PEラインを張るのは難しいでしょう? ラインを張った状態じゃないと「コンッ」の信号は届かないんです。

なのでエギに乗るか、引っ張られないと気づかないわけ。

 

これは実演でわかりやすく説明してまして、ラインがたわんだ状態でナイロンとPEで引っ張ると、ナイロンは穂先が動くんです。会場からは「おぉ~」と感嘆が

そのためPEラインは、常に張っていなら感度は良いラインで間違いはない。

向いているのは待ちの投げ釣りや、巻くルアーフィッシング。ちなみに寒い時期で使われにくい理由は凍りやすいからです。繊維の集合だから水を含みやすいからね。

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ナイロンとフロロカーボン、どっちが強いの?

これはナイロンラインです。

なぜかというと、同じ号数でもナイロンよりフロロは”径が太い”との談。つまりフロロはナイロンより太くしないと、同じ強度が得られないわけ。

ではなぜ二種類存在するのか? って話になります。

 

フロロは沈めるラインとして優秀。だからリグが軽いライトゲームやフィネスで用いられます。逆に重いリグなら必要ないですね。

摩耗など”擦れ”に強いとされていますが、ナイロンと比べるとわずかな背くらべ程度の違い

気温が低いとパリパリになるので、冬季の釣りには不向きだったりします。

 

それに比べてナイロンは万能。強度は上だし値段も安い。

ただし海水にくらべ比重が軽いから浮きやすく、軽いリグには向いてないところが難点。そのためエサ釣りのハリスはフロロカーボンが多いわけです。

 

この性質を知らずしったかぶりで勧める、店主や釣り人が多いこと多いこと、と嘆いてました。

詳しく知るのは製造メーカーの実験しかないし、釣り人で広まっている強度に関しては、使用感と実践による伝播かなと思います。

ようするに釣り人は、知ったかぶりが多いわけだな!(ブーメラン)

PEラインのx4とx8について

ここまでの話を受け止めてくれるなら、PEラインの撚り本数の違いについては、だいたい想像できるかと……。

x4はx8より細く、擦れによる切れにくさは本数が少ないほうが有利。少し考えれば至極当たり前な話です。

 

PEラインは細い繊維の集合体。それを1本に纏めた糸を、4本か8本に撚って1本に仕上げています。

だから撚り本数が増えるほど、引っ張ることでの強度は増します。

その反面径は太くなります。──仮にx4とx8が同じ太さなら、x4は1本のラインを太く使えるし、x8は1本が細くなってしまうため、逆に根ズレで切れやすくなってしまいます。

 

ちなみに”シルキーさ”も大して変わらないとのこと。

撚り本数を増やせば固くなるので、そうなるよう工夫しているわけですね。撚った1本の繊維密度が減るとも考えられます。

一度商品棚で、PEラインのx4とx8を同じ号数で、径数の違いを調べてみると発見があるかもしれません。

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これが終わったらサイン少し書いて新幹線乗って東京で打ち合わせだから!

さすが日本一忙しい釣具屋のオヤジである。

17時前にFSを出て大阪から新幹線で東京に向かい20時の打ち合わせとか、スケジュールの鬼さが国家元首かよと思うレベル。

 

トークラッシュは満員電車を1時間乗った気分でしたが、すごく有意義なぶっちゃけトークを聞けて満足です! 高橋哲也さんと村田基さんは、自分の体験したことをメーカーのよいしょも気にせず、ありのまま伝えてくれるから好きだぜ!

そして大阪FSも終了の時間が間近なので、私もここで会場を後にしました。

 

ノリで来ちゃったので、誰それが来てるとかフォロワーいないかなーとかサインもらおーとか、そういう余裕があありませんでしたが、イベントごとはやはり事前準備が要だなと痛感しました。

──正直来場者がこれほど多いとは思っていなかった。

これだけ釣りが好き、興味がある人が多いんだから、まだまだ市場としては終わってないんだなと実感します。

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さあ次は名古屋でザ・キープキャストだ。

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