サビキで大漁だった場合のズボラ調理法

サビキで大漁だった場合のズボラ調理法

釣りは釣れるほど楽しい! ……でも気づいたら、大量の魚を抱え込んでしまっていた! どう消費したらいいの?

そんな悩みを抱えそうなサビキシーズンがやってまいりました。10匹は当たり前。50匹、いや100匹もいける! ……いやいやちょっと待って欲しい。その魚は誰が調理をするんだい? 1匹にかける時間は”秒”で済むわけもないんだよ?

そんな時こそズボラ調理! サビキでいっぱい釣れちゃった時のおすすめ調理法を紹介します。

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サビキ釣りで100匹釣れちゃった喜びの後始末

サビキ釣りはエサも必要なく、仕掛けも買うだけでいいし、簡単でたくさん釣れるから人気のジャンルです。初夏以降がシーズンで、8月にもなれば、青物の1年生が回遊してくることが多く、爆釣も経験しやすい。

その反面、釣れた魚の調理が面倒なジャンルです(切実)。

私は自分で調理するから、消費できる分と調理時間を目安に30匹程度を限界ラインに設定しています。でも世の釣果には「入れ食い! 100匹!」などと煽ることもしばしば。……100匹釣れたとしても、それ全部、自分で調理しているのかい? パートナーに丸投げとかしてないかい?

100匹の調理を気軽に注文するのは、魚を捌いたこともないし料理もしない人ばかり。

そこに深くツッコミたいのは山々、でもそれは別の機会にして、今記事は大量の小魚を目にした時、いかに手間をかけず美味しく頂くかを考えた内容です。

生食したいけど保存も兼ねるなら「酢漬け」

サビキで釣れる魚は、鮮度が落ちるのが早い「青物」「光り物」がメイン。生食したいならガチめの保冷クーラーが必要不可欠。でも刺身(造り)サイズはいないから、小魚丸々1匹を頂くための方法が必要ですね。

それに向いているのが「酢漬け」です。

使うのにオススメなのは米酢。これを薄めたり砂糖を追加したりして、”三杯酢”や”甘酢”に仕上げてから漬け込むのが酢漬け。その酢は一度煮立たせてから冷ます必要があります。日持ちするし他でも使えるから、あらかじめ作っておくと捗ります。その作り方はこちらから。

酢の物の基本
和食の基本料理→酢の物作りの基本

使うのにオススメは「サッパ」「コノシロ」「サバ」。捌いても小骨が多いサッパとコノシロは、酢漬けで一晩以上寝かせるとおいしくいただけます。中骨はさすがに硬いので、開く工程で抜くようにしましょう。

焼いて美味しく出汁でおいしい「煮干し」「丸干し」

煮干しと丸干しのメリットは、内臓を抜く必要がないところ。作業効率は最もはやく、生ゴミがほぼでないから燃えるゴミが数日後でも安心!

その反面、干す時間と場所が必要になるし、自然乾燥はお日様パワーが必要不可欠だし、機器に頼ろうにも乾燥機が必要だから、”条件”が多いことがデメリットですね。

丸干しに向いている魚は「イワシ」。「キビナゴ」とか細長く骨が弱い魚が向いています。煮干しにすることで丸々1匹食べることができるし、出汁を取るのにも使える。「アジ」「サバ」も可能ですが、どうしても”干物”になる感じですね。

煮干しの製造方法(作り方)|煮干しだし和食の基本ト
煮干し製造方法を説明 洗浄された鰯を90℃から95℃に熱せられた約3%の塩水で煮ます。煮ることにより、鰯が もっている酵素の働きをとめて腐敗を防ぎ、タンパク質を凝固させ乾燥させたものです。

煮干しなら水で煮てから干すだけ。丸干しならそのまま干すだけ──簡単でしょ?

けれども自然乾燥は天候に左右されるし、機械で乾燥させようにも、それが無ければ水煮が完成するだけです。だから”干せる環境が整ってこそできる調理法”なのです。

丸干しにするなら「フードドライヤー」がおすすめ。干物もできるようになるし、煮干しでも使えし、ドライフルーツもできちゃいます。調理の幅が広がるし、保存期間も長くできるから便利です!

「ハンバーグorつみれ」なら小骨も食べやすく栄養満点!

静岡のソウルフードに「黒はんぺん」なる食べ物があります。

白はんぺんは白身魚を使っていますが、黒はんぺんはアジ・サバ・イワシなどをミンチにしたもの。つまり黒はんぺんとは、サビキで釣れやすい魚を手っ取り早くひとまとめに調理した物! そのため栄養価はかなり高く、大人はカルシウムが足りてニコニコだし、お子様の体つくりに欠かせない栄養素モリモリです。

サビキで釣れた魚をまとめてミンチにすればいいので、他にも「ハンバーグ」「つみれ」に派生できるのが強み。──その代償として、身をすりつぶす作業が必須になります。

その工程を簡単にしてくれるのが「フードプロセッサー」。

釣った魚をそのままブチ込んでスイッチON! ……でもいいんですが、より美味しくするには雑味を抜きましょう。塩水で魚をしっかり洗い、必要であれば内臓を落とす。小魚なら指で腹を裂けるので作業としては簡単です。

ミンチ状のまま冷凍保存でもいいけど、つみれやはんぺんに整形してから、冷凍保存するのがかしこい!

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大漁の魚を調理するには優先度を決めること

魚料理で一番厄介なのは「鮮度」です。

1度に釣れたのが数匹なら、焼き魚か煮魚に刺身などで、食卓の1シーンを飾ることができます。10匹にもなれば、今日は刺身、明日は焼魚、明々後日は……ってなり、同じ調理法だけでは飽きる問題が発生します。生魚は鮮度が常に落ちていくし、時間経過とともに調理法も限られていく。冷凍保存でも刺身は可能ですが、歯ごたえはどうしても落ちます。

だから1日に消費できる分と、後日食べる分で分別することが重要

まずは鮮度が重要な「刺身」を優先しましょう。それを過ぎれば「酢〆」「活〆」で生食は叶う。切り身にするのが面倒なら、そのまま塩焼きか煮ればいいし、内臓を抜けば1ヶ月冷凍しても美味しく作れます。

保存からの調理法は、捌く時の”ひと手間”でいくらでも変化します。内臓を取るのと血抜きは忘れずに。

釣れて楽しいのはわかるがほどほどに…

魚が小さくても捌く時間はあまり変わりません。それが100匹近くともなれば、片手間でできる時間じゃなくなります。近所におすそ分けするのも手。だけど最近は”捌けない人”も多いし、丸々1匹は生ゴミも増えるから、ありがた迷惑と感じる人も少なくない。

狩猟の基本は「消費できる量に抑えること」です。

サビキ釣りは大量に釣れやすく楽しい。でも釣れるだけ釣った後、100匹も居る小魚たちをみて後悔するのは、後先考えないバカのする所業です。釣り人たちはかしこいはずなので、最初から”限度”を設けるようにしましょう。

心構えとしては、自分の許容量を超えないことがひとつ。次に来る人のためにも残す気概が重要です。

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