サビキで大漁だった場合のズボラ調理法

サビキで大漁だった場合のズボラ調理法

サビキ釣りは一度に数匹釣れて楽しい。導入は簡単だし、家族連れではしゃげる人気の釣りです。 ……でも気づいたら、大量の魚を抱え込んでしまっていた! 料理は苦手なのに、どうしたらいいの?

そんな時こそズボラ調理! サビキで100匹釣れちゃった時のおすすめ調理法を紹介します。

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サビキ釣りで100匹釣れちゃった喜びの後始末

サビキ釣りはエサも必要なく、仕掛けも買うだけでいいし、簡単でたくさん釣れるから人気のジャンルです。その反面、大漁の魚を調理するのが面倒なジャンルです。

私は自分で調理するから、消費できる分と調理時間を目安に30匹程度を限界ラインに設定しています。でも釣果情報には、「入れ食い! 100匹!」などと見境なく釣り上げる人も多い。それ全部、自分で調理しているのかい? パートナーに丸投げとかしてないかい?

そこに深くツッコミたいのは山々、でもそれは別の機会にして、今記事は大量の小魚を目にした時、いかに手間をかけず美味しく頂くかを考えた内容です。

生食したいけど保存も兼ねるなら「酢漬け」

サビキで釣れる魚は、鮮度が落ちるのが早い「青物」「光り物」が多い。これらは鮮度が落ちるのも早く、もし生食したいなら保冷クーラーが必要不可欠です。とはいえ、サイズが小さいですから、丸ごと食べるほうがてっとり早い。

それに向いているのが「酢漬け」です。

調理法はわりと簡単。魚の内臓を抜いて酢に浸すだけ。浸け用の酢は米酢を使い、薄めて砂糖を追加すると食べやすくなります。”三杯酢”や”甘酢”のレシピを参考にするといいでしょう。酢漬けはタッパーに入れて冷蔵すれば、数日は余裕で持つし、浸けながら調理が進むので一石二鳥!

酢の物の基本
和食の基本料理→酢の物作りの基本

使う魚のオススメは「サッパ」「コノシロ」「サバ」。捌いても小骨が多いサッパとコノシロは、酢漬けで一晩以上寝かせるとおいしくいただけます。中骨はさすがに硬いので、開く工程で抜くようにしましょう。

焼いて美味しく出汁でおいしい「煮干し」「丸干し」

煮干しと丸干しのメリットは、内臓を抜く必要がないところ。魚を洗うだけで作業が済むので、大量調理の効率がよく、生ゴミがほぼでないメリットがあります。燃えるゴミが数日後でも安心!

良いところばかりではなく、”煮干し”だけあって、干す場所と時間が必要になってしまいます。完了までに時間がかかるのがデメリット。窓が開かないマンションも多いですし、自然乾燥することが難しいなら、フードドライヤーを使って時短するのも手。外干しする際は、野良猫の襲撃に備えましょう。

フードドライヤーがあると、煮干しだけでなく、干物も簡単に作ることができます。タイマーセットして放置するだけだし楽チン!

丸干しに向いている魚は「イワシ」「キビナゴ」など、細長く骨が弱い魚が向いています。煮干しにすることで丸々1匹食べることができるし、出汁を取るのにも使える。「アジ」「サバ」も可能ですが、どうしても”干物”になる感じですね。

煮干しの製造方法(作り方)|煮干しだし和食の基本ト
煮干し製造方法を説明 洗浄された鰯を90℃から95℃に熱せられた約3%の塩水で煮ます。煮ることにより、鰯が もっている酵素の働きをとめて腐敗を防ぎ、タンパク質を凝固させ乾燥させたものです。

煮干しなら水で煮てから干すだけ。丸干しならそのまま干すだけ──簡単でしょ?

「ハンバーグorつみれ」なら小骨も食べやすく栄養満点!

静岡のソウルフードに「黒はんぺん」なる食べ物があります。

黒はんぺんはアジ・サバ・イワシなどをミンチにしたもの。つまり黒はんぺんとは、サビキで釣れやすい魚を手っ取り早くひとまとめに調理した物! そのため栄養価はかなり高く、大人はカルシウムが足りてニコニコだし、お子様の体つくりに欠かせない栄養素モリモリです。

釣れた魚をまとめてミンチにすればいいだけなので、「ハンバーグ」や「つみれ」も作ることができます。完了後の自由度が高いのがメリット。「フードプロセッサー」があると簡単にミンチが作れます。

釣った魚をそのままブチ込んでスイッチON! ……でもいいですが、より美味しくするには、下処理も忘れずに。

塩水で魚をしっかり洗い、必要であれば内臓を落とす。小魚なら指で腹を裂けるので作業としては簡単です。ミンチ状のまま冷凍保存でもいいけど、つみれやはんぺんに整形してから、冷凍保存するのがかしこい!

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大漁の魚を調理するには優先度を決めること

魚料理で一番厄介なのは「鮮度」です。

釣りたての魚でも、時間経過と共に鮮度は落ちてしまいます。そのため、大量の魚を調理するには、なるべく手際よく優先順位を設けましょう。イワシとサバは特に劣化が早いので優先するべき。釣り中なら保存するクーラーも性能がいいのを選んだほうがいいし、調理場の室温も下げたほうがいいです。

だから1日に消費できる分と、後日食べる分で分別することが重要です。

生食したいなら、「刺身」を優先しましょう。次に「酢浸け」ですね。1日経てば加熱調理するのが無難です。どちらにせよ、内臓の除去と血抜きをする下処理は当日に済ますのがベターです。

釣れて楽しいのはわかるがほどほどに…

魚が小さくて捌きやすくても、100匹近くになると仕事めいてきますし、時間もかかってしまいます。家族に手伝ってくれる人が居れば助かりますが、1人で作業するのは面倒すぎます。ただ釣るだけではなく、食べるつもりなら、食べる分だけ釣るようにした方が身のためです。

狩猟の基本は消費できる量に抑えること

サビキ釣りは大量に釣れやすく楽しい。でも釣れるだけ釣った後、100匹も居る小魚たちをみて後悔するのは、後先考えないバカの所業。釣り人たちはかしこいはずなので、最初から”限度”を設けるようにしましょう。

心構えとしては、自分の許容量を超えないことがひとつ。次に来る人のためにも残す気概が重要です。

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