正直いって、ルアーのカラー選択に正解はありません。
釣れたらアタリ、釣れなければハズレ。選んだ時点で「正解と不正解が互いに成立している」ため、限りなく正解に近い選択はすることができます。量子かな?
カラー選択の悩みで押しつぶされそうなら、3つの要素から1つだけ優先することがおすすめ。
最良のカラー選択を考えると、3つの要素が重なることが理想です。
ルアーのカラー選択に迷った時はどうすればいい?
カラー選択に迷うのは、購入時と魚を釣りたい時のどちらか。
購入時に悩むのは、買っても釣れなければ「ハズレ」を掴むと思うからです。損しないための防衛本能かもしれません。
魚を釣りたい時に悩むのは、状況に合わせた選択を無駄なくしたいと思うから。もし1投しかチャンスがない場合、魚が望むものを選べるかどうか悩みますよね。
悩むってことは、複数の選択肢があることの表れ。
なら、あらかじめ決めた信じるにたる要素だけ、優先しましょう。
最良のカラー選択は3つの要素から成る
最良のカラー選択を考えると、3つの要素が重なることが理想です。
「実績」とは釣れたことのあるカラーのこと。
「経験」とは状況に合致するカラーのこと。
「好み」とは自分が好きなカラーのこと。
3つ全てを兼ね備えるルアーは、あらゆるアングラーの理想形。理想ゆえに、在るかどうか曖昧な存在。
カラー選択に絶対もないため、3つの要素から、あなたが信じる1つだけを優先すると、心が軽くなるはずです。
実績を優先するなら「口コミ」を参考にすること
”釣れたことのあるルアー”を探すのは簡単になりました。
ウェブ検索なりSNSで「(ルアー名)釣れた」とエゴサーチすればいいわけです。ECサイトの販売ページの口コミも参考になりますね。
誰かが釣れたルアーとカラーなら、自分が釣れてもおかしくありません。
買うかどうか迷っている時は、口コミなり実績を信じると選択しやすくなります。
経験を優先するなら「データ」を参考にすること
経験を優先するなら、状況に合わせたカラー選択が求められます。
要となるのは”水の色”。
サーフでいうなら澄み潮はナチュラル、濁りはピンク、デイはグリーン、夜明けと日没はゴールド系とかね。一言に水の色といっても、人間から見える色なので、魚から見える色とは違います。
毎日のように姿を変える自然が相手なら、ルアーとカラーの種類が多いほど有利になります。
その準備さえあれば、最善の選択をする「経験」があればいいわけです。
好みを優先するなら「直感」を信じること
ルアーカラーは「人を釣る色」と揶揄されたりします。
どんなにキラキラした色でも、魚に見えるのはモノトーンだったり、ごく一部だったりします。……なら、人間の好みで選んでもいいのでは?
自分が選んだ色で釣れると、めちゃくちゃ嬉しいですよね。
その気持ち(直感)を大事にすることも、心を軽くしてくれます。
もしも理論でルアーカラーを選ぶなら
カラー選択にはある程度”セオリー”があります。
「3つのうちどれか1つじゃダメだ! 完璧を選びたいんだ!」って人は、それについてまとめた記事があるので、ぜひ参考にしてください。
ルアー選択はトライ&エラーの繰り返し。
「この状況なら釣れやすいルアー」は存在しますが、もし釣れない場合はどうするか……。答えは簡単、別を試せばいいだけ。
いろいろ試さないと経験は積めません。
まずは「好み」からはじめてみるのがベストかと思います。