2019年もあとわずか。初日の出に初詣など、年末年始の予定を立てる方も多いでしょう。
※本記事は2019年に執筆しました。
冬休み期間の天気予報が発表されたので、それを参考にしながら、アングラーが気になるであろう釣り予報も交え、まとめておきました。
2020年の初日の出は期待値が高いぞ!
年末年始の天気予報について、ポイントを箇条書きにしました。
- 12/30は全国的に天気は下り坂。本州はほぼ雨。
- 元日の初日の出クッキリ期待値は総じて高め。北海道・東北・北陸は寒気の影響で五分五分。本州はほぼ全域晴れ模様。
- 特に太平洋側は、30日の雨のち寒気で空気が澄むから、神々しい日の出が見れるかも。高性能カメラで映える。北海道~東北の山間部は期待薄。スキースノボの初滑りにはいい条件!
- 年始に天気が大きく崩れることはなさそうだから、初詣なり観光には最適な状況。
大掃除に取り掛かりたい30日は残念ながら雨模様。ここから寒気の影響で、全国的に気温が下がり始めます。気温は北海道から東北は平年より下。北陸・甲信越の山間部は雪も混じったりして部分的に下。──以外は平年並かそれより高め予想。
ようやく冬本番ってとこですね。山間部は冬用タイヤやチェーンの準備をお忘れなく。
より細かい情報は「気象庁」か「tenki.jp」を参照してください。特に気象庁はpdf資料もあるし、いい感じでまとまっています。
わかりやすくまとまっているのは「ウェザーニュース」かな。
2020年の初日の出はガチで条件がいいです。30日の雨のち寒気で風が強くなるし、気温も上がりにくいから、大気が澄んでめちゃくちゃいいロケーションで見られるはず! ……西日本なら。
太平洋側のご来光ZONEはいい感じに映えると思われます。
ゆくくる2019~2020年、年末年始の魚釣りはしやすい?しにくい?
年始は観光向けの天気予報。合わせて魚釣りも悪くない条件──だが、気温が下がりだすタイミングと重なるため、活性を考えると厳しい戦いになるかも。
山間の管釣りは低水温でお休みタイミングになるだろうし、ショアのシャロー帯も水温が下がってお通夜モードになりそう……。でもディープなら雪が降っても関係ないから! 人間が耐えれるかは別だけど。
12/28~1/5までを考慮した簡易まとめです。
- 28日から大潮後の中潮で三箇日は小潮。外洋に面するポイントはやりやすく期待値高め。
- 湾内や港内はタイドグラフを見つつ、時合をキッチリ狙いましょう。年始は風が強く、おまけに気温も下がるため、防寒装備は厳重に。
- 30日の雨後に気温が低くなるから全体的に渋めかな。ショアならロックフィッシュ狙いで期待は裏切らないはず。大漁したいなら船で深場がベスト。
- 釣り納めは29日まで。釣り始めはいつでもOK。
- ちなみに豊洲のマグロ初セリは1/5です。4日の漁はしやすそう。
- 多くの生鮮市場は最短で4日から始動のはずだから、魚が釣れなかった場合の鮮魚保険はそれまで無いぞ!
──というわけで、釣り納めは29日までがベストです。大潮後の中潮だから条件も悪くない。この辺が最も釣果写真がSNSで乱舞するんじゃないですかね。ちょうど週末ですし。
「年末は天気も崩れるし、大掃除なり家事はするからお願い! ここで釣れないといつ釣るんだよ!」の気持ちで釣行を勝ち取りましょう。
年始はしばらく気温も低く風も強いから、選ばれし釣りキチが頑張ることでしょう。釣り始めは三箇日後がベストかな。西日本の沿岸は2日以降にまったりやれそうだけど、東日本は3日以降にするべきかと思います。日本海側は北陸以北ならセーフかと。
年始の防寒対策はしっかりと。山間部は冬用タイヤも忘れずに。
30日は日本海側と北海道は雪の可能性が高め。寒気の影響で、東日本の山間部は雪景色が目立つようになります。初滑りにはいい条件ですけど、車の滑りは対策しないといけない。冬用タイヤにチェーンの用意は忘れずに。ペーパードライバーがうごめく時期でもあるため、もらい事故にも気をつけましょう。
令和2年のスタートから冬本番。釣行する予定の方々は防寒装備をしっかりと。インフルエンザも流行しているし、冬休みを寝床で延長することがなきよう、体調管理に気をつけてください。
水温も下がるし、いよいよロックフィッシュくらいしか狙えないシーズンに入ります。……まあ、オールシーズンで釣れるけど。
年始のゲン担ぎに”大漁”を経験したいのなら、船釣りがオススメかな。同時に日の出も拝めるしね。中深海のジギングにエサなら影響は少ないし、キンメが美味しいシーズンだから狙い目。